自分の生活の場である地域社会が安全・安心なものであってほしい――それはきっと、誰もが望むことでしょう。 それでは「住みよい地域」や「安心な暮らし」を成り立たせている要因とは、いったい何でしょうか。 今、自分自身の暮らしを支えている物事に、改めて心を向けてみませんか。
雑草の生い茂る空き地にポイ捨てされたペットボトルや空き缶、繁華街に落ちているチラシやたばこの吸い殻……。人は小さなゴミでも放置されているのを見ると、そこへゴミを捨てることに抵抗がなくなるようです。常にきれいな状態を保ち、誰にもゴミを捨てる気を起こさせないことが大切です。
私たちは、家の中は自分の責任できちんと掃除をしたとしても、一歩外に出たときはどうでしょうか。社会の一員として「責任を感じる範囲」を少しずつ広げ、家の前を、近所を、町を、より美しくしていきたいものです。