廣池千九郎エピソード〈第四集〉 まごころを引き出す

廣池千九郎エピソード〈第四集〉 まごころを引き出す
商品情報

廣池千九郎エピソード〈第四集〉 まごころを引き出す

側近の女性たちが目にした晩年の廣池千九郎の日常

モラロジー研究所出版部 編

新書判 並製 118頁

ISBNコード:978-4-89639-244-9

商品説明

モラロジー創建者の姿を伝える逸話集

モラロジーの研究と教育に専念しつつ、後進を育てることに心を尽くした晩年の廣池千九郎。その身近に接し、指導を受けた女性たちが語ったエピソードを収録。

【主な内容】

一、春の日のような人柄に
•誠心ひとつからにじみ出るところの良妻慈母に (香川 初音)
•最高道徳の実行はあくまで優雅に (香川 初音)
•子供への土産 (香川 初音)
•相手の人が偉く見えるときはそれだけあなたが偉くなっているのです (香川 初音)
•日本国中に人心救済の種まきがしてある(香川 初音) 
•たんぽぽは寒い間じっとこらえていたから春になって芽が出る (井出 芳)

二、素直な心
•わしのところで一年、家内のところで一年修養すれば一人前の女性になる (大塚 たもつ)
•他人の前では相手の欠点を口にしない (大塚 たもつ)
•叱られると気持ちが素直になって自然と反省する心に (大塚 たもつ)
•見合い写真と博士の周到さ (大塚 たもつ)
•人心救済にはお金を使っても自分のことには質素に (松浦 政子)
•実の孫に対するような優しさ (松浦 政子)
•おまえ一人を叱ったんじゃないよ (松浦 政子)
•途中に困難があっても必ず運命を開いて幸せになれよ (松浦 政子)

三、人を伸ばす教育
•後世に残す原稿だけは大切に (水野 節子)
•すべて相手の身になってする (水野 節子)
•上っ面だけでは人はついて来ない (水野 節子)
•温かいものは温かいうちに (水野 節子)
•まごころの尊さ (水野 節子)
•おまえがいなくなったら夫はその後、モラロジーを続けてやっていけるか (水野 節子) 
•われ、神と共にあり (岡田 俊子)
•初めからうまくできなくても実地に稽古を (岡田 俊子)
•食は人の生命をつくる根本 (岡田 俊子)
•病人や老人に悪い気持ちを起こさせないよう何事も慈悲の心で (岡田 俊子)
•物事は時と場合に応じて (岡田 俊子)
•陰でのさり気ない心配り (岡田 俊子)
•人にできないようなことが皆さんに満足していただけるようにできて、初めて偉いと言える (岡田 俊子) 

【執筆者一覧】
井出 芳(いで よし/1892〜1975)
大塚 たもつ(おおつか たもつ/1909〜1993)
岡田 俊子(おかだ としこ/1918〜2013)
香川 初音(かがわ はつね/1890〜1986)
松浦 政子(まつうら まさこ/1911〜1999)
水野 節子(みずの よしこ/1914〜2003)

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