荘子に学ぶ 明鏡止水のこころ

荘子に学ぶ 明鏡止水のこころ

販売価格: 1,728円(税込)

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短い言葉こそが「生きる力」となる

「難解な古典」との親しみ方――きらめきを感じる「断片」を味わい尽くせ!

 英語学者と英文学者が中国古典を題材として縦横無尽に語り合う、異色の『荘子』論。

 

渡部昇一・中山 理 著 四六判 上製 238頁 本体1,600円

 

 

【目次】

 

序 章  『荘子』は現代に何を語りかけるのか  

  • 古典とは人間の本質に迫るものである
  • 自由な抜け道としての『荘子』
  • 「水玉研究者」になってはならない
  • 心を楽にする思想
  • 死をも恐れることはない
  • 断片を味わう

第一章 とらわれない生き方――逍遥遊篇

  • 世俗を超越した自由な発想
  • 人間としての器
  • 盛時には驕らず衰時には悲しまず
  • 世間の評価にとらわれない
  • 余計な欲望を抱かない
  • 「本当に必要なもの」は取るに足りない量
  • 「役に立たなそうなもの」を使う器量

第二章 「小知」を超えて――斉物論篇

  • あらゆる区別を超えて
  • 「言外の理」を悟る
  • 大局を見よ
  • 「物の見方」は一定不変ではない
  • 巧みな言葉に惑わされてはならない
  • 「大人」の懐の深さ 知的正直であれ
  • 劣等感を抱くことはない
  • 「べき」から自由になる発想

第三章 生命を養う――養生主篇

  • 「生命の主」たる精神を養え
  • 技術よりも大切なもの
  • 精神は伝わっていく

第四章 世の中に処する道――人間世篇

  • 荘子が見た「世の中」
  • 世の雑事に心を乱されてはならない
  • 人を動かす意見の述べ方
  • 「心の割り符」を去って
  •  運命を受け入れる
  • 一長に誇らず心を虚しくする
  • 有能・有用でなくていい

第五章 徳に満ちた人――徳充符篇

  • 「明鏡止水」の心
  • 感化こそ教育の根本
  • 「傾聴」の教育的効果
  • 春のような人柄
  • 外見の好悪で自分自身を傷つけない

第六章 「真人」への道――大宗師篇

  • 自然の道理を知る
  • 「天寿を全うする」という思想
  • 死後の世界は「パスカルの賭け」でよい
  • 書物を声に出して読むことの効用
  • 一切を忘れた境地

第七章 リーダーの条件――応帝王篇

  • みずからが正しくあってこそ
  • 「太平の世」と「乱世」を生き抜く原理
  • 長寿の秘訣

 

 

<著者略歴>

渡部昇一(わたなべ しょういち)

昭和5(1930)年、山形県に生まれる。
昭和30年、上智大学大学院西洋文化研究科修了後、
独ミュンスター大学、英オックスフォード大学に留学。
Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。
上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。
その間、フルブライトのヘイズ法によるアジアよりの訪問教授のプログラムにより、
米国ニュージャージー、ノースカロライナ、ミズリー、ミシガンの4州6大学において
半学期ずつ講義。

昭和51年、第24回エッセイストクラブ賞、昭和60年、第1回正論大賞受賞。
平成6年、ミュンスター大学より名誉哲学博士号を授与される。

著書に『英文法史』(研究社)等専門書のほか、
『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『知的生活を求めて』(講談社)、
『昭和史』(ビジネス社)、『「パル判決書」の真実』(PHP研究所)、
『「東京裁判」を裁判する』『読書有訓』(以上、致知出版社)、
『日本人の品格』(ベスト新書)、『税高くして国亡ぶ』『日本の歴史』シリーズ(以上、ワック)、
『読書こそが人生をひらく』『人間力を伸ばす珠玉の言葉』『日本再生と道徳教育』
(共著、モラロジー研究所)など多数。近著に『渡部昇一 青春の読書』(ワック)がある。

 

中山  理(なかやま・おさむ)

昭和27(1952)年、三重県に生まれる。上智大学大学院英米文学専攻博士後期課程修了。
エセックス大学、エディンバラ大学留学。現在、麗澤大学学長。博士(上智大学・文学)。

著書に『イギリス庭園の文化史』(大修館書店)、
The Images of Their Glorious Maker :
Iconology in Milton’s Poetry(Macmillan Language House)、
『挑発するミルトン』(共著、彩流社)、
『読書こそが人生をひらく』『人間力を伸ばす珠玉の言葉』(共著、モラロジー研究所)、
『日本人の博愛精神』(祥伝社)、
Happiness and Virtue Beyond East and West(共著、Tuttle Publishing)ほか。
訳書にアーネスト・T・シートン著『二人の小さな野蛮人』(秀英書房)、
ジェニファー・スピーク著『キリスト教美術シンボル事典』(大修館書店)、
R・F・ジョンストン著『〈完訳〉紫禁城の黄昏(上・下)』、
ジョン・B・パウエル著『「在支二十五年」米国人記者が見た戦前のシナと日本(上・下)』、
C・チェスタトン著『アメリカ史の真実』、『原勝郎博士の「日本通史」』(以上、祥伝社)など多数。
監訳書にサム・フォール著『ありがとう武士道』(麗澤大学出版会)がある。


今月の言葉  『ニューモラル』No.558 より

意なく必なく固なく我なし

 

『論語』に「意なく必なく固なく我なし」とあります。

これは孔子の人格を称えて言った言葉です。

 

「意」とは、自分の主観だけで判断すること。

「必」とは、自分の考えを無理に押し通すこと。

「固」とは、一つの判断に固執すること。

そして「我」とは、自分の立場や都合だけを考えること。

こうした「他を顧みない自分本位の心づかい」は、

人間関係に少なからず影響を及ぼします。

 

人には皆、それぞれの考え方があります。

そうした「自分らしさ」は持ちつつも、この言葉を日々の戒めとしたいものです。

「今月の言葉」に関心をお持ちの方に!!

 <肩ひじ張らずに味わいたい“古典”の金言>
  
難しい、取っ付きにくい――そんな思いが先に立ち、
なかなか手が伸びないのが“古典”というもの。
この本を読めば、そんな殻の破り方が見えてくるかも!?

ここで中国古典『荘子(そうじ)』をひもときながら語り合うのは、英語学者と英文学者。
中国古典は専門外ながら、古今東西の名著によって人間力を磨いてきた両氏は、
「難解な大著の中から“きらめき”を感じる一節を抜き出し、

これをそのまま“断片”として味わう」という斬新な古典の読み方を提案します。

著者の一人である渡部昇一氏は言います。
「『論語』が説くのは人間の表とも言うべき非常に重要な一面ですが、
 玄関だけで裏口がない家はどうでしょうか。
 ですから『論語』が堂々たる玄関だとすれば、『荘子』は裏口か縁側か、
 どこか自由に抜けるところもあるんだよ、という感じで
 楽しんで読めばよいのだと思います」と。

人生の至言・名言・金言がいっぱいに詰まった古典。
まずは“裏口”たる『荘子』を、気軽に楽しんでみませんか?



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